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WHAT IS CHOCOLATE?

  1. チョコレートとは?
  2. チョコレートの歴史
  3. 現在話題となっているチョコレート
  4. チョコレートに関するSDGs活動

チョコレートとは?

チョコレートの原料

 チョコレートは主にカカオ豆に作られている。

テオブロマ・カカオ

カカオの学名は、アオギリ科 テオブロマ属 カカオ Stercurliaceae Theobroma Cacao (Linnaeus)

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テオブロマとは、《神様のたべもの》という意味で、 メキシコ・アステカ族の神話に由来します。 昔は王様や貴族あるいはお金持ちだけの貴重な食べものでした。

チョコレートの作り方

 カカオ豆を発酵・焙煎したカカオマスを主原料とし、 これに砂糖、ココアバター、粉乳などを混ぜて練り固めた食品である。

☆カカオの実からチョコレート

チョコレートの歴史

チョコレートの原料である、カカオは、紀元前1500年~400年ごろのオルメカ文明で初めて利用されたといわれています。 14世紀建設されたアステカ王国ではカカオは神秘的な力を持つものとされており、 儀式の捧げもの・薬・貢物・交易品・貨幣・位の高い人々の飲み物 などさまざまな用途に使われていました。

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*チョコレートを作くるアステカ族

日本にチョコレートが伝わったのは江戸時代のこと。外国との交易の窓口であった長崎に、 チョコレート伝来の記録が残されています。また驚くべきことに、チョコレートは、長い間飲み物として愛されており、19世紀に多くの技術革新が行われ、食べるチョコレートが初めて考案されました。


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*チョコレートを飲むミシュテカの王たち

現在話題となっているチョコレート

ルビーチョコレート

ルビーチョコレートの原料となるルビーカカオは、特定の種類や原産国のカカオではなく、特有の色と味わいの元となる天然の前駆体を含有するカカオである。  
ルビーカカオから製造されるルビーチョコレートは、色はピンク色またはルビー色と形容され、 味にはベリーのような酸味があることが特徴である一方、従来の他の種類のチョコレートが持つカカオの風味はほとんどない。 ブラックチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートに次ぐ4種類目のチョコレートであることから、 「第4のチョコレート」とも呼ばれる。

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ルビーカカオ

ルビーカカオとは、スイスのチョコレート会社「バリー・カレボー」が長年かけて研究開発された、新しいチョコレートの原料です。 ちなみに、 ルビーチョコレートの選別や加工方法は、企業秘密となっており明らかにされていません。

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希少なピンクチョコ原料の正体と栽培方法をご紹介!

チョコレートに関するSDGs活動

フェアトレード

「フェアトレード(Fair Trade)」とは「公平・公正な貿易」を意味します。具体的には、発展途上国で生産された製品や原料を、適正な価格と対等な関係で継続的に貿易をするという国際的な取り組みを指します。

生産者・労働者に対して正当な対価を支払うフェアトレードを実施することで、発展途上国の人々の生活を改善・向上させることに繋がります。

さらに、フェアトレードの実施によって、途上国の貧困問題の解決はもちろん、それらの国の製品や現状を購入した企業や消費者にも大きなメリットがもたらせられるのです。

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*フェアトレードマーク

チョコレート&フェアトレード

フェアトレードチョコレートは、チョコレートの原材料となるカカオ・砂糖・バニラなど、原料生産者か ら適正な価格で直接購入し継続的に取引する「フェアトレード(公正な貿易)」により、生産者の生活 向上を支援し貧困問題の解決に取り組んでいます。農薬不使用など環境に配慮したものも多く、作る 人にも、食べる人にもやさしいチョコレートです。

フェアトレードチョコレートの生産者

チョコレートに欠かせないカカオや砂糖、バニラをただ購入するのではなく、生産現場に直接赴いて、 カカオ農家や砂糖農家への有機栽培の指導や、現場の生活の改善・品質向上プロジェクトに取り組み、フェアトレードにより生産者との長期的な関係を築いてます。その努力は着実に現地に根付き、収穫した生産高の買取保障、公正な労働賃金の支払、 有機農産物に上乗せ支払い、児童労働や強制労働の禁止、健康保険の付与等の仕組みが確立されています。

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フェアトレードチョコレートのブランド